九州大学新キャンパス Kyushu University New Campus
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伊都ゲストハウス



   


   


   


   


   


   


   




■伊都ゲストハウス

 「伊都ゲストハウス」は純木造の公共建築物としては福岡県内最大規模となる木造3階建て、延べ面積2,110㎡で、全戸数33戸に加え会議室や多目的ホールも備え、総事業費の約半分を平成22年度福岡県森林整備加速化・林業再生事業の補助金により賄われ、使用した木材の約6割は福岡県産木材を使用しています。 また、伊都キャンパスの豊かな自然環境に調和した外観と、国内外の研究者を迎えるに相応しい和の雰囲気を感じられるシンボル的な施設として、居住者同士の交流はもとより、学内外の様々なイベント等による地域との交流も期待されます。

 なお、平成24年度木材利用優良施設の表彰式(木材利用推進中央協議会主催、農林水産省後援)において「林野庁長官賞」を受賞しました。
 伊都ゲストハウスは、燃えしろ設計(※1)や小径木材つなぎ合わせ利用(※2)等に工夫が施されるなど、公共建築物の木材利用事例として高く評価されたものです。

※1 燃えしろ設計
燃えしろ(火災時に炭化してしまう厚み部分)を除いた有効断面を用いて構造計算を行い、表面部分が燃えても構造耐力上支障のないことを確かめる設計方法です。通常より木柱等のサイズが太くなります。従来は、使用する木材が集成材(多数の角材を接着剤で接合して作った木材)等に限定されていましたが、現在では製材(伐採した木を角材に加工したもの)でも可能となり、無垢の木材素材の良さをそのまま表現した準耐火建築物等を建築することができます。

※2 小径木材つなぎ合わせ利用
大規模木造建築物の骨組み部分を木材で設計する場合、通常は断面サイズが太くなり、製材の流通の状況によってはコストと工期に大きく影響します。この問題を解決するために、比較的流通状況が良い小径木材(15cm角程度)数本を、金属ボルトと接着樹脂を使ってつなぎ合わせていく工法(拡張樹脂アンカー工法)を採用し、構造耐力と意匠の上でも一本の大断面の製材と同等の性能を確保しています。

新工法:拡張樹脂アンカー工法

 樹脂充填された拡張部が抵抗を起こす。

拡張行為を行うことで、製作金物が無く、従来法より継手を安価にでき、なおかつ、継手耐力が高い。



■延べ床面積 2,110㎡ ■建築面積 859㎡ ■階数 3階 ■構造 木造
■寮室 単身室:24室、2室(上級研究者向け)、1室(福祉対応) 夫婦室4室 家族室2室 計33室
■設計 ㈱徳岡昌克建築設計事務所
■施工 建築:松井建設㈱、電気:㈱西部電業、機械:㈱山和

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